2018年2月28日

社会人向け◆決断ができないときの対処法(コラム『古市憲寿の当たり前を疑え!』)

人生には、進学、就職、結婚、妊娠…など、多くの決断があります。そして、どれだけ悩んで下した決断であっても、後悔してしまうこともよくあります。

例えば結婚には、「結婚をするか」「誰と結婚するのか」という決断が必要となります。しかし、いざ結婚してみたら、夫婦喧嘩をするたびに「結婚しなければよかった」「相手を間違えた」と思うこともあるでしょう。
結婚に関していえば、離婚や再婚という選択肢はあります。しかし、結婚したときの年齢に戻り、「結婚をするか」「誰と結婚するのか」を選び直すことはできません。

人生は、新たに何かを選ぶことはできても、過去に戻ってやり直すことはできません。だからこそ、人は決断を迫られるたび、「後悔してしてしまったらどうしよう」と不安な気持ちになります。

では、後悔しない、不安にならない…そのためには、どう決断したらいいのでしょうか?

小学館の女性誌「Oggi」には、『古市憲寿の当たり前を疑え!』というコラムがあります。2018年3月号で古市さんは、「決断」について、2つの考え方を述べています。

①「どうせ後悔しちゃう」と考える
「後悔のない決断はない」とあきらめたほうが、気が楽になるのかもしれない
「どうせどちらを選んでも後悔しちゃうんだろうなあ」くらいに思っていれば、勇気も発揮しやすい
誰しも、多かれ少なかれ人生で後悔はしてしまうものです。「どうせ後悔しちゃう」と思えば、確かに、気持ちが軽くなりそうです。

②決断を先延ばしにする
決断に関してはもうひとつ考え方がある。それは「どちらも選ばない」という消極的な方法をとること
決断を先延ばしにすることは、人生の知恵のひとつだ
例えば出産については、養子という選択肢もあるし、iPS細胞の研究が進めば年齢に関わらず出産ができるかも…と古市さんはいいます。
今の自分が決断をするのではなく、社会の変化や技術の進歩に身をまかせ、未来のどこかで決断をするのも、ひとつの手かもしれません。

もっとも、決断を先延ばしにする…にも、「決断をするのか?先延ばしにするのか?」という決断が必要になります。ということは、決断を先延ばしにするという決断にも、「どうせ後悔しちゃう」という心構えが必要になりそうですね。

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人生で後悔していることは?【ブログ】

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