2017年5月24日

社会人向け◆そもそも「キャリアコンサルティング」とは何なのか?

近年では、社内で「キャリアコンサルティング(面談)」を実施する企業が増えています。
とはいえ、「キャリアコンサルティング」や「キャリアコンサルタント」という言葉はまだまだ一般的ではなく、経営者や人事担当者の方から「どういうものかよくわからない」というご意見もよく聞きます。従業員の方の中にも、「初めてキャリアコンサルティングを受けるので、何をするのか不安です」という方が多くいます。

厚生労働省のHPでは、「キャリアコンサルティング」は次のように説明されています。(※1)
労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます(職業能力開発促進法第2条第5項)。キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。組織内では、必ずしも自身の希望が叶うわけではありませんが、自身の潜在的なキャリアのニーズに気づき、仕事や能力開発の機会などを通して視野を広げ、自身のキャリア形成を考えていくことが大切です。キャリアコンサルティングを通じて自身のキャリアプランを明確にし、そのために必要な知識・資格の習得や仕事の選択を行うなど、自身が希望するキャリアの道筋を実現していくための有力な手段の一つとして、キャリアコンサルティングを活用することができます。
キャリアプラン、キャリア形成……というと、重々しく感じる方もいるかもしれません。
しかし、実際のキャリアコンサルティング(面談)では、人間関係の悩み、ストレス対処法、ワークライフバランスの実現、老後のセカンドライフのあり方……など、相談内容は様々あります。キャリアについて考える際、大切なのは職業の選択や目標の設定だけではありません。人間関係の悩みの解消やワークライフバランスの実現も、仕事を長く続けていくためには大切なことです。
仕事について悩みがある方は、「こんな内容を相談しても大丈夫かな?」と不安に思わず、相談内容を伝えてみてください。


なお、キャリアコンサルティングを実施する人のことを「キャリアコンサルタント」と呼びます。厚生労働省のHPでは、次のように説明されています。
「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。「キャリアコンサルタント」は、平成28年4月より国家資格になりました。キャリアコンサルタントは登録制(5年の更新)の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。
キャリアコンサルタント登録証(見本)
キャリアコンサルタント登録証(見本)

国家資格化されるまでは、資格の有無に関わらず誰でもキャリアコンサルタントを名乗ることができました。しかし、2016年4月からは名称独占資格となり、国家資格キャリアコンサルタントを所持している者のみ、キャリアコンサルタントという名称が使用できるようになりました。
また、キャリアコンサルタントには守秘義務があります。キャリアコンサルティング(面談)でお話したことは、本人の許可がない限り外部に漏らすことはありません。安心してご相談ください。

※1…「キャリアコンサルティング|厚生労働省」より引用。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/career_formation/career_consulting/index.html

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2017年5月12日

社会人向け◆挑戦しなければ才能は開花しない(コラム『紙のラジオ 朝井リョウ×古市憲寿』)

皆さんはこれまでの人生で、挑戦してきたことや頑張って続けてきたことはありますか?

雑誌『an・an』の連載に、『紙のラジオ 朝井リョウ×古市憲寿』という、作家の朝井リョウさんと社会学者の古市憲寿さんの対談コラムがあります。『an・an』(マガジンハウス、2017年5月17日号)では、「「やる!」と決めた人から才能が芽生えていくんです。」という対談が掲載されていました。

対談の中で朝井リョウさんが、こんなことを話していました。

私は、「やる!」って決めた人から才能が芽生えていくと思うんです。(中略)「やる!」って覚悟を決めた人から、努力を積み重ねて才能らしきものを開花させることができるんじゃないかなって

この対談はダンスの話が切り口になっていましたが、朝井リョウさんは小説についても、書くと決めていないだけで誰でも書けると思うとおっしゃっていました。
仕事でも趣味でも、やってみれば才能が芽生えていくのでは…ということですね。

人生の時間は、無限にあるわけではありません。仕事であれ趣味であれ、費やせる時間には限りがあります。
とはいえ、「そもそも何に挑戦していいのかわからない」という方もいると思います。
では、何かを始めるきっかけは、いつ、どのように生まれるのでしょうか?

そもそも、私たちが今までの人生で取り組んできた仕事や趣味は、自分で選択したものであっても、きっかけは他者から与えられたものが大半だと思います。

親の影響で今の仕事を選んだ方、テレビのドキュメンタリー番組を見て憧れの仕事に就いた方、異動で別の職種を担当することになりやりがいを見出した方…
大学で先輩から誘われてサークル活動を始めた方、友だちに誘われて趣味を見つけた方、インターネットの広告で体験教室を見つけて習い事を始めた方…
始めるか始めないかを選択するのは自分自身ですが、きっかけは周りに沢山あるのではないでしょうか。

何かに挑戦したいと思っている方は、子どもの頃に憧れていたもの、テレビや雑誌で見て興味を持ったもの、友人知人がやっていること…を思い返してみましょう。

仕事でも趣味でも、興味や関心を抱いたことに思い切って挑戦できるといいですね。
続けてみれば、何か才能が開花するかもしれません。


↓こちらもご覧ください。
見た目は採用試験の合否に影響するのか?【ブログ】

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2017年5月3日

ジョブ・カードの書き方②ジョブ・カード作成支援ソフトウェアで作成する【旧様式】

※ジョブ・カードは、2018年4月より様式が変更になりました。
こちらで説明している記入方法は、平成29年度までの様式に合わせたものになります。

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>> ①記入に関するよくある質問 からの続きです

ジョブ・カード(様式1-1 キャリア・プランシート)の記入用紙をいざ目の前にし、「自らのキャリア・プランに関する本人の記入欄」を書こうと思っても何から書けばいいのか難しいと思います。

ジョブ・カード制度総合サイトでは、ジョブ・カードを作成するためのソフトウェアが無料でダウンロードできるようになっています。
ここでは、ジョブ・カード作成支援ソフトウェアで様式1-1を書くための手順を簡単に説明します。

なお、ジョブ・カード作成支援ソフトウェアでは、様式1-1の全ての項目を埋めることができます。しかし、様式1-1で時間がかかってしまうのは「自らのキャリア・プランに関する本人の記入欄」のみです。ソフトウェアでは「自らのキャリア・プラン~」のみ作成し、Excelにコピー&ペーストする方法をおすすめします。


<「ジョブ・カード作成支援ソフトウェア」の使い方>
①ジョブ・カード制度総合サイトより、「ジョブ・カード作成支援ソフトウェア」をインストールする。
こちら→ http://jobcard.mhlw.go.jp/katuyo/download/electronizedsoft.php

②ソフトウェアを起動し、メインメニューの【ジョブ・カードを作成する】をクリックする。


③様式選択(ジョブ・カード)画面の<個人の方へ>から「(様式1-1)キャリア・プランシート(就業経験がある方用)」を選択し、右下の【決定】をクリックする。


④様式1-1 キャリア・プランシート(就業経験がある方用)画面の中段にある<自らのキャリア・プランに関する本人の記入欄>の【入力補助】をクリックする。


⑤キャリア・プラン入力補助画面の質問を埋め、【本人記入欄反映】をクリックする。


⑥作成された文章を、Excelファイルの様式1-1 の「自らのキャリア・プランに関する本人の記入欄」にコピー&ペーストする。
(記入したものをソフトウェアからExcelに保存する方法もありますが、ここではコピー&ペーストでの説明になります)


ジョブ・カード作成支援ソフトウェアを使えば、質問項目を埋めていくだけで「様式1-1 キャリア・プランシート」を記述することができます。
はじめてジョブ・カードを書く方でも、質問項目を見ることで様式1-1の内容がイメージできると思います。

↓キャリアコンサルティングについてはこちらもご覧ください。
そもそも「キャリアコンサルティング」とは何なのか?【ブログ】


※ 記入したものをExcelに保存する方法など、詳細な使い方は「ジョブ・カード作成支援ソフトウェア」メインメニューの【ヘルプ】をご覧ください。
※ 同じPCで複数人がジョブ・カードを作成する場合、ファイルの上書きや個人情報の流出が起こらないよう注意してください。
※ 画像は「ジョブ・カード作成支援ソフトウェア」のスクリーンショットです。

※ ここで説明したジョブ・カードの書き方は、WORKMATE(ワークメイト)にセルフ・キャリアドック制度のご依頼をいただいた企業様とその従業員の方向けの説明となっています。他社のコンサルティング会社を利用される方や、職業訓練や求職活動でジョブ・カードが必要な方については、それぞれの提出先にご相談ください。

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愛知県名古屋市でキャリアコンサルタントをお探しの方は、WORKMATE(ワークメイト)にご相談ください。セルフ・キャリアドック制度のご依頼も承っております。
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2017年5月1日

ジョブ・カードの書き方①記入に関するよくある質問【旧様式】

※ジョブ・カードは、2018年4月より様式が変更になりました。
こちらで説明している記入方法は、平成29年度までの様式に合わせたものになります。
以下の画像が、平成30年度以降の新しい様式1-1です。新しい様式は、記入枠が「価値観、興味、関心事項等」「強み等」などに分かれています。

ジョブ・カードの新しい様式(様式1-1)

記入欄が大きい旧様式の記入についてお知りになりたい方は、このままお読みください。

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ここ数年、従業員向けにキャリアコンサルティング(面談)を実施する企業が増えています。
一方で、従業員側には「キャリアコンサルティングって何だ?」、「ジョブ・カードを書けと指示されたが書き方がわからない」と戸惑っている方も少なくありません。

ここでは、企業で働く従業員の方向けに、キャリアプランを考えるためのジョブ・カード(様式1-1 キャリア・プランシート)の書き方について説明します。
なお、職業訓練や求職活動でジョブ・カード作成を行う方は、記入方法が変わりますので職業訓練校やハローワークへご相談ください。

ジョブ・カードの平成29年度までの様式(様式1-1)

<ジョブ・カードの書き方のよくある質問>
Q. ジョブ・カードってカードなの?
ジョブカードは、ご自身の経歴や将来の計画などを記入するシートです。
カードタイプではなく、A4サイズの用紙になります。


Q. ジョブ・カードのフォーマットでどこで手に入るの?
ジョブ・カードの記入用紙は、ジョブ・カード制度総合サイトよりダウンロードできます。手書きの場合はPDFファイルを、Excelで作成する場合はExcelファイルを選択してください。
こちら→ http://jobcard.mhlw.go.jp/job_card.html#jobSample


Q. 手書きとPCのどちらで作成すればいいの?
ジョブ・カードのフォーマットには、手書き用(PDFファイル)とPC作成用(Excelファイル)があります。
どちらで作成しても構いませんが、今後もジョブ・カードを作成する予定がある方は、Excelで作成しておくと再編集に便利です。


Q. 様式がいくつもあるけど、どれから書けばいいの?
企業にもよりますが、企業内でキャリアコンサルティングを行う場合、様式1-1~3-2を記入することが多いです。
●キャリアプランシート(様式1-1)
●職務経歴シート(様式2)
●職業能力証明シート(様式3-1、3-2)
様式1-1は今後のキャリアについて記入するもので、様式2、3-1、3-2は職務経歴や職業能力などこれまでのキャリアについてまとめるものです。様式2、3-1、3-2はご自身のキャリアを整理し振り返ることに役立ちます。
様式2、3-1、3-2を先に、様式1-1を最後に記入することをおすすめします。


Q. キャリア・プランシートは、しっかり埋めなきゃいけないの?
企業内キャリアコンサルティング(セルフ・キャリアドック制度)では、キャリアコンサルタントによるジョブ・カード作成支援を行います。面談時に記入方法についてアドバイスを行いますので、ご安心ください。


Q. 記入したジョブ・カードは会社の人に見せないといけないの?
企業内キャリアコンサルティング(セルフ・キャリアドック制度)では、キャリアコンサルタントに提出したジョブ・カードは従業員の方へ返却することになっています。
従業員の方の許可なく、内容を他の人へ見せることはありません。


初めてジョブ・カードを書く方にとっては、どこから書いたらいいのか、何を書いたらいいのか悩むことと思います。
ジョブ・カード制度総合サイトにはサンプルもありますので、まずはサンプルを見てイメージを膨らませてみてください。イメージが膨らんだら、様式2、3-1、3-2でこれまでのキャリアを振り返り、様式1-1を書いてみましょう。

>> ②「ジョブ・カード作成支援ソフトウェア」で作成する に続きます


※ ここで説明したジョブ・カードの書き方は、WORKMATE(ワークメイト)にセルフ・キャリアドック制度のご依頼をいただいた企業様とその従業員の方向けの説明となっています。他社のコンサルティング会社を利用される方や、職業訓練や求職活動でジョブ・カードが必要な方については、それぞれの提出先にご相談ください。

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