2018年6月30日

社会人向け◆トイレのマナーも人に見られている

私が過去に働いていた職場で、こんな出来事がありました。
その職場は、とあるオフィスビルの中にあり、トイレは他の企業との共用となっていました。
ある時、同僚の女性たちとの雑談の中で、トイレの使い方が話題にのぼりました。

●トイレットペーパーがなくなっても、交換しない人がいる。
(替えのペーパーが個室内に置いてあるのに…)
●トイレットペーパーを交換しても、芯をゴミ箱に捨てない人がいる。
(棚や床に置きっぱなし…)
●うっかりトイレの水を流さずに個室から出てくる人がいる。
(振り返って確認しないのか…)
●洗面台に落ちた髪の毛をそのままにしている人がいる。
(汚したのは自分だと気づいているはずだ…)

…など、トイレのマナーに関する不満でした。

共用トイレなので、「使い方が悪い人は誰か?」はわかりません。もしかしたら、「誰も見ていないからいいや」と思う人がいるのかもしれません。
でも、「ペーパーが替えられてない」など悪いマナーの結果は、必ず誰かが目にします。自分が補充や掃除をしなければ、誰かが代わりに対応しなければいけません。

また、一方で、良い気配りをすることで周りから認められることもあります。
以前、ある女性からこんな話を聞いたことがあります。
その方が働く会社には、男女共用のトイレが1つあるだけでした。入社当初、トイレはお世辞にもキレイとはいえず、洗面所にあるタオルも汚れていたそうです。そのため、自らトイレを掃除をし、共用のタオルも自宅に持ち帰り洗濯するようにしたそうです。
それについて特に周りにアピールはしなかったものの、あるとき社長から「気配りができているね」と褒められたのだそうです。

良いマナーも悪いマナーも、自分では気づかないところで人に見られているのかもしれませんね。
自分が気持ちいいと感じる環境は、他人にとっても気持ちいいはずです。「他の人が使うことを意識しよう」と考えると、気持ちいい職場づくりができるのではないでしょうか。

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