2017年10月31日

社会人向け◆人は何歳まで生きられるのか?

私たち人間は、基本的には何歳まで生きるのかわからないまま生活を送っています。
寿命がわからない分、「老後のためにいくら貯金をすればいいのか」、「何歳まで働けばいいのか」という不安があります。

厚生労働省の「平成28年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は80.98年、女性の平均寿命は 87.14年となっています。(※1)
平均寿命の年次推移
※ 平均寿命の年次推移

もちろん、平均はあくまで平均なので、それ以上に長く生きる人はいます。
オランダの研究チームによると、人間の寿命の最高上限は、男性が114.1歳、女性が115.7歳といわれています。(※2)

オランダの研究チームは最高上限を115歳と発表しましたが、それ以上に長生きする方も実在します。
存命する人物で世界最高齢なのは鹿児島県の田島ナビさんで、その年齢は117歳だということです。また、記録に残っているところで世界最高齢なのは、1997年に亡くなったフランス人女性のジャンヌ・カルマンさんで、122歳だそうです。


さて、こうして平均寿命や最高齢を取り上げてみたところで、結局のところ、自分が何歳まで生きるかというのはわからないものです。
人生には、結婚、離婚、出産、死別、就職、転職、失業…など、さまざまなイベントが起こります。あるいは、起こると想定していたものの起きなかったイベントもあるでしょう。
将来は完全に予測できるものではありません。「何歳まで生きられるのか」も含め、必要に応じて将来設計を見直していくことが大切です。


※1…厚生労働省「平成28年簡易生命表の概況」より引用。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life16/index.html
※2…時事ドットコム「人の寿命に「上限」あり、オランダ研究チーム」より引用。
https://www.jiji.com/jc/article?k=20170901036121a&g=afp

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